2014年06月06日

カルデラ同盟?!

ボクはカルデラマニア(自称)です。
ヒマラヤやアンデスなど隆起によってできた山々のところに行くと、隆起マニアになります。
(明後日からヒマラヤに行きますが!)
自転車で走るとその地形の何たるかがおもしろくなるワケです。

で、ニッポンではなんといってもカルデラです。
世界有数の火山国ですから。

カルデラが何たるかは、ウィキペディアなどをどうぞ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%AB%E3%83%87%E3%83%A9

サイクリングする場所にカルデラがあると、ボクはワクワクします。
カルデラがあるということは、峠があり、それを外側から登ると、かつての火口になる。
峠より上はかつて、さらに高い山があって、それが噴火の勢いで吹き飛んだか、陥没したか…。
そんな経緯をイメージするだけでドキドキものです。
景色もいいし、温泉もありますし。

で、我らがニッポンでカルデラといえば阿蘇!
これが究極(最大)だと。
そう思っていました。

ところがそれよりも大きなカルデラがあることを知りました。
それが北海道東部の屈斜路カルデラです。
確かに大スケールだとは思っていましたが、阿蘇を上回るとは。

_DSC_2596.JPG

これが阿蘇のカルデラ。
日本一ではないけれど、そのスケール感、草原の気持ちよさはまったくもって普遍です。

_DSC_2588.JPG
外輪山の内側にも、いくつものカルデラが。
これは米塚。ボクは19歳の時にここを走って、この風景に心打たれ、釘づけになりました。

_a阿蘇 - コピー.jpg_a屈斜路湖 - コピー.jpg
どのくらいの大きさなのかを知りたくて測ってみました。
外輪山の標高はどちらも700〜1000m程度。
その直径は阿蘇が20qほど、屈斜路湖が30qほど。
(ホントに大まかな測り方ですが)
ほぼ1.5倍という規模です。
そうだったのか…。

_NWT_0156.JPG
で、これが日本最大規模の屈斜路カルデラ。
デカイとは思っていたけれど、阿蘇以上とは。
北海道はすべてがデカイので、デカサの感覚が麻痺していたのかも?

_DSC09749.JPG
屈斜路カルデラの中に、摩周湖もあります。これもカルデラ。

ということで、このカルデラを満喫するならこれです!
(ちゃっかり宣伝!)

7/25(金)夜〜7/30(水) 北海道横断570km 苫小牧〜標津 4日間
7/31(木)〜8/3(日) スペシャライズド S-WORKSライダーズクラブ 北海道ツアー
http://ncycling01.sblo.jp/category/985457-1.html


で、ここで提案。
屈斜路湖を擁する弟子屈町は、最近ボクもよく行っているところ。
でも観光パンフなどを見ても、カルデラの紹介はほとんどないのが残念なところ。
日本一の規模であることを意識して眺めてみると、そのスケール感はひとしおだと思います。

そしていっそのこと、阿蘇とカルデラ同盟を結んで、連携し合えばいいのに。
ボクにとっては阿蘇も屈斜路湖も、とっても魅力的。
サイクリスト目線でいうなら、どっちも走りたいところなのだから。
この2つほどの規模ではなくても、日本にはカルデラ地形はたくさんあるし。

ということで皆さんもカルデラを意識して走ってみてはいかが?
(カルデラマニアとして書きたいことはまだまだありますが、まずはこのへんで・・・)

posted by nct02 at 19:25 | Comment(2) | 日記
この記事へのコメント
日本一のカルデラで私は生きているのですね、
井の中の蛙と言うか、世の中をもっと見つめないとね。
さすが丹羽さん、いつもありがとうです!( ^^)/
Posted by kigure at 2014年06月10日 03:07
ヨソモノ目線、参考になればうれしいです。
ホント、スゴイんですから!
Posted by にわ at 2014年06月10日 09:45
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